ドクター募集について

「歯医者」になるために

 実際の治療の現場では、卒業して研修医になっても見学が多く、役に立たないという声をよく聞きます。教える方も、研究者としては立派でも技術を身につけていないことが多いため、開業医にいっても大学病院に残っても、治療の基本を教わるどころか技術を教わることがないのです。
例えば、初心者がスポーツをやろうとします。その時先輩から「わからない所があったら聞いて」と言って、ほったらかしでうまくなりますか?
いざ、皆さまがいづれ開業をしようとするとき、自分が「歯大工」だと、診療室の雰囲気を定期的に改装したり、催しものを毎月おこなったりと患者獲得のために躍起にならざるを得なくなります。
ところが「歯医者」だと、開業する地域の周辺が「歯大工」ならば、たとえ歯科医院の激戦区でも「歯医者」は一握りであり、「歯医者」としての治療をすることが、それだけで差別化となります。「歯医者」の治療は患者さまが受けたらその差が他の「歯大工」と違うことが、かならずわかります。