ドクター募集について

先輩ドクターよりコメント

◆先輩ドクター A◆

「卒業して5年が勝負だ」
「何か一つ専門と言える(自信があるといえる)分野を作れ」

 そう先輩方から言われた経験はないでしょうか?
歯科医師過剰と言われる中で、勝ち残るには専門分野を作らなければならないと、私は在学中ことあるごとにそうアドバイスを受けてきました。
そうしてどの分野がいいかなと考えた時、私は補綴分野 (特に床義歯)に興味を持ちました。少子高齢化がますます進んでいる今日、8020を唱われていたとしても義歯の需要は少なくありません。

 「義歯はよくわからない。調整もなんとなくしている」
 そう思ったことはありませんか?

 私ももちろんそう思っていたので、基礎から学びたいと思い、ある大学院でう研修後勉強をさせて頂きました。残念ながら1年でそこはやめてしまい、この高木歯科医院でお世話になるのですが、一つ思ったのは、

 「大学病院は必ずしも難症例の人だけが行くところではない。」

ということです。
内科的既住歴が多い人、患者の性格、環境、口腔内の状況・・・
などなど治療の難しさを測る指標は様々です。私は勝手な思い込みで

 「大学病院=第三次医療機関=難症例の人が行くところ」

と思っていましたが、ただ単に難症例のために送られた人はほんのわずかだったと、高木歯科医院へ来てそれを強く感じました。
 高木歯科医院には10件以上あっちこっちの歯科医院をまわって調整してもらっても全然良くならない人、大学病院で診てもらったけどよくならない人など義歯に困って疲れ果てた人が連日後を絶ちません。もちろんその中にはかなりの難症例で良くなるまでに何ヶ月も通っていらっしゃる方もいますが、大抵は何回か通って頂いただけで劇的に良くなっています。ですから「難症例」を診る量は圧倒的に大学病院にいたときよりも多かったといえます。


 ところで床のマージンは問題がない総義歯で、ブクブクうがいをした場合、患者さんに少し落ちてきそうになる、または落ちてくるということは多少仕方がないことだと言った経験はありますか?
大学病院にいた時にそう言っているのを聞いて、そういうものなのかなと思っていましたが、当院に勤めてから、それは調整が不十分である証拠なのだとわかりました。
ではどうしたらいいのでしょうか。それは是非見学に来て実際に見て頂けると良いと思います。言葉だけでは、細かいニュアンス等がうまく伝わらないからです。
義歯は治療の結果がその場で反映されやすいので、患者に喜ばれやすいですが、調整の仕方からも歯科医の考え方が如実に現れる分野ですので、考え方が正しくなければいつまでも義歯の不具合が改善されないといったこともあります。考え方の過程が異なれば出来上がったものも(治療の結果も)異なるのです。
 義歯の設計も然りです。普段技工士任せにしていないでしょうか?
支台歯の条件を踏まえた上で義歯の設計を考え、前処置を行うと、たとえ同じ欠損患者が二人いたとしても設計は異なるというのがありえるのだと、はっきりとわかります。
もちろん過程が重要なのは義歯だけではありません。他の治療でも考え方や治療方法の過程は大事です。例えば形成。バーの動かし方、ポジショニングなど一連の流れ(過程)が悪ければきれいな形成はできません。(いい結果は生まれません)


 高木歯科医院にお世話になる前に他の医院にも行っていましたが、教えてもらうと言っても、実際の治療の様子を見てどこがダメだったか教えてもらえる訳ではありません。
高木歯科医院では全ての治療においてマンツーマンで指導して頂けるので、考え方にしろ治療の仕方にしろ過程からチェックされ、指導を受けることができます。そのため、自分のやり方のどこがどうダメなのかを事細かに把握でき、次に生かすことができます。

 自信がある分野を持つことは容易ではありません。マンツーマンで指導されるのですから、時には厳しく感じ、落ち込むこともあるでしょう。
しかし困難を乗り越えた先には自分が成長できていると実感できることは間違いありません。当院の院長ほど勤務医の為に真剣に向き合いどうすればいいかと考えてくれる人はそういないと確信を持っているからです。
まただからこそ、当院の院長が教えたとなれば、院長を知っているところからは勤務医として引く手数多だったり、開業すれば大成功を収めることができるだろうと思います。

 ・自信を持って自分の技術を売りにできる歯科医
 ・初めて出会う問題にもとことん考え、原因を追及できる歯科医
 ・どんなに難しい症例でも逃げずに困難と向き合える歯科医
 ・どんな患者でも常に患者のためを思いベストを尽くせる歯科医

 自分にとって何がいい歯科医なのか、どんな歯科医が理想なのか、それぞれ考えがあるとは思いますが、上記のような歯科医を少しでも目指したいのであれば、是非一度高木歯科医院に見学にいらしてみてはいかがでしょうか。

◆先輩ドクター B◆

 「歯科医師の皆さん、そして歯学部学生の皆さん、将来をどのように考えていらっしゃいますか?そして歯科医師として何が求められると思っていますか?」

 開業したい人もいれば、勤務医でずっといきたい人もいるでしょう。昔は開業したら成功できできる時代でした。しかし近年では開業医という仕事は勤務医が考えている程簡単なものではありません。そこで当院では「人生の成功=開業の成功、歯科医としての成功」となれるように、治療技術の向上かつ正確に早くできるように指導してくれます。

 例えば、Cr形成 10分、In形成 5分、水平理伏歯 15分など。そして正確で早い「診断力」「技工の知識」「論理的な患者への説明」(患者からの質問にも対応できる)が身につくようになります。勉強が嫌いで、ただただ高いお金を望む人にここは不向きでしょう。私が以前勤務した所は、採用されると何も分からないのに、担当医制としてすぐに患者を診て、「分からなかったら聞いて」というスタンスでした。
しかし、ここは自分の診たその日の患者に関する事を親切丁寧に細かく基本を教えてくれます。
 思えば「卒業して研修医になっても見学が多くただやっているだけで役に立たなかったなあ」という記憶が残っています。基本を教えれるどころか、何となく治療をやってるのが現状でしたで、開業医に行っても大学病院に行っても「技術」「考え方」を教わることがなかったのです。
それは今まで「歯大工」としてやっていたのであって、ほんの一握りの「歯医者」になれば、それが開業しても他院との差別化になるんだということがわかったです。
 例えば「金属のセットの時の咬調のしかた」「痛くない麻酔」「義歯の印象、咬合採得セット」「義歯の設計」「形成」「一口胞単位の物の見方と治療方針の立て方」「一から基本を学びたい人」「何となく治療をやってる人」「日々の診療に関して悩んでいる人」など、一度気軽に見学に来てみてください。

 また当院に在籍するかどうかに関係なく、院長は将来についていろいろと相談にも乗ってくれます。今までの相談では「勤務医になるか大学に残るか」「大学に残るにしても何科に残るか」、女性の場合「結婚相手によって何科に残ればいいのか」など。見学に来た方で目指す物が当院にない場合、そういうスペシャリストの所も紹介してくれる面倒見の良い院長です。

◆先輩ドクターC◆

自分の夢をつかみたい皆さんへ
~あなたの未来を力強くバックアップします~

 我々の治療方針は常に患者様の視点に立ったものであると言えます。
例えば、根管治療に関しては、大変重視をしています。根管治療は、手を抜いても患者様もしばらくは気付かず、むしろ徹底した治療を行なうよりも痛みは少なくて済む面があります。又、保険点数としても決して高いものではないですから、歯科医院の経営からみれば、率直に言って赤字の治療と言わざるを得ません。

 しかし、「医師のプライドをかけ、自分が受けたいと思う治療を行なう」
というモットーの下で、本当に将来の患者様の事を考えた治療を続けていることが、我々の誇りです。そのような姿勢が評価されて、本人・分院共に多くの患者様が紹介や口コミでお越しになるのだと思っています。はっきり申し上げて、院長の求めるレベルは他院に比べ、ドクターにとっては決して低いハードルとは言えません。治療の質に関しては頑固ですし、妥協はありません。
ただ、治療もそうですが、ドクター、アシスタントの教育に関してはポリシーが一貫しています。長い目で見た時に、自分にとっては良き師がおり、良き医院で勤務できたという自信が持てます。「血の通った指導により、技術に魂を吹き込む教育」を実践していると言えます。
 院長からよく言われるのは、
「当たり前が一番難しい、当たり前を重ねると特別になる。簡単に出来てしまうと努力しなくなる。」ということです。高いレベルでの当たり前を続けてゆく、そして成長してゆく。そんな環境が当院にあります。
歯科医師として、手先だけではない高いスキルを身につけたいと考えている方、共に働けることを楽しみにしています。

◆先輩ドクター D◆

「元勤務医から見学を希望する方へ」

私は昔、高木歯科医院で研修を受けていました。ここで受けられる研修には、他ではなかなか受けられない内容があります。

 まず、非常に明快な論理的診断の訓練が受けられます。
皆さんはアメリカのMBA(経営管理学修士)をご存知でしょうか。そのカリキュラムの一つとして近年注目を集めているクリティカルシンキング(またはロジカルシンキング)の研修を受けられます。これは経営だけでなく診断にも使えるのです。二項対立、樹形図、仮説、いずれも院長がよく使うキーワードですが、クリティカルシンキングの重要な概念です。これらを実際の診断に使えるよう、日々指導してもらえます。
 またコミュニケーションについても学べます。
言葉を額面通りに受け取っては患者さんが何を望んでいるのか分からないことがあります。例えば、「この歯はやっぱり抜かなくちゃいけないんですよね?」という言葉は、「抜きたくないんです。何とかなりませんか?」という隠された意味を持ちます。この例は患者さんの心理が分かりやすい例ですが、様々な表現の裏の本当の望みを汲み取ってあげなくてはなりません。
患者さんへの説明についても丁寧に指導してもらえます。分かりやすい話し方は、自分独りの努力だけは身に付きません。日々指導してもらうことで習得できるのです。

 咬合に関しても非常に丁寧に扱っています。アメリカの咬合の大家のドーソン(Dawson)によく似た、体系的な手技が学べます。咬合調整を丁寧に行うことで、安定した咬合を確立しています。

 また根治に関しても垂直加圧根充を採用するなど、ハイレベルで丁寧な根治を行っています。
 近年、歯科の競争は過当なものになってきています。患者さんが選んでくれる歯科医師になるためには、成功している指導者の下で研修を受けるのが最も合理的です。一緒に働き、勉強していける仲間を募集します。