歯科医師を志す方たちへ
for dentist
当院は「歯大工」ではない「歯医者」を育てます
歯科医師の皆さま、そして歯学部学生の皆さま、将来をどのように考えていらっしゃいますか。そして、現代の歯科医に何が求められていると思いますか。
開業したい人もいれば、勤務医でずっといきたい人もいるでしょう。かつては開業すれば成功できる時代もありました。しかし近年は、歯科医としてだけでなく、経営者としてもさまざまな能力や強い精神力が求められるようになってきています。
そこで当院にお越しになれば、人生の成功=開業の成功、また、歯科医としての成功となれるように治療技術の向上かつ正確に早くできるように身につけさせます。
こんな技術・知識が身に付きます
正確で早い技術力
- インレー形成(5分)
- クラウン形成(5分)
- 水平理伏歯の抜歯(15分)
正確で早い診断力
- 技工の知識
- 患者さまのさまざまな質問に対応できる論理的な説明
雑に早くでしたら当院ではなく、他の医院がよいでしょう。
当院は他の医院と異なり、「わからないことは聞いたら教える」というスタンスではなく、その日の患者さまに関することを懇切ていねいに細かく基本を教えていきます。なぜならば、歯大工ではなく、歯医者を育てたいと考えているからです。
皆さん、勉強のできる人、スポーツのうまい人を見てください。勉強のできない人、スポーツが初めての人と何が違うのでしょうか。「基本に忠実」かどうかです。この基本を忠実にやることが実は難しいのです。
当院に勤務するかどうか決めずとも、どうか気軽に見学にお越しください。当院ではさまざまな相談にお答えしています。
これまでにお寄せいただいたご相談
「勤務医になるか、開業するか悩んでいる」「何科に残るべきか」。
女性の場合「結婚相手によって何科に残ればいいか」見学にいらした方で、その人の目指すものが当院になかった場合、スペシャリストを紹介します。
メッセージ
message
歯科医師としてどんな夢を描きますか?
あなたの夢を応援します
臨床研修中は「見学しかさせてもらえなかった」「歯を一本しか削ってない」「義歯をやったことがない」など、あるいは研修を終えて2,3年経っても「患者さまの主訴に対してワンパターンでしか言えない」「時間がかかってしまう」「患者様を嫌な気持ちで帰してしまう」など、経験値は人それぞれ。そのため、まず歯しか一般をしかりできるように指導します。
当院では基本からハイレベルな応用まで、丁寧に、かつ徹底的に指導します。当院で学べば研修では習得できなかった「診療室(現場)で活きる力」の取得が可能です。
歯科医師として本気で腕を磨き
自信を持って患者様と向き合ってみませんか?
患者さまの色々な主訴に対する問題点を把握しましょう。主訴に対して客観的かつ先入観なしに取り組む方法を学ぶことが成功への基礎となるのです。
当院では以下のようにしっかり時間をかけて教えてもらうことができます。
【基礎】
- 臨研修明けでも安心
- まずは歯科一般をマスター
- マンツーマンでの指導
【応用】
- 確実な診断力を身につける
- 技師の設計、難症例にも対応
- スピードアップも図れる
- 技工の知識が身に付く
- コーヌスができる
- 講習会費支給、支援を惜しみません
- 自信を持って患者様と向き合えます
歯医者になるために
be dentist
当院は「歯大工」ではない「歯医者」を育てます
実際の治療の現場では、卒業して研修医になっても見学が多く、役に立たないという声をよく聞きます。教える方も、研究者としては立派でも技術を身につけていないことが多いため、開業医にいっても大学病院に残っても、治療の基本を教わるどころか技術を教わることがないのです。
例えば、初心者がスポーツをやろうとします。その時先輩から「わからない所があったら聞いて」と言って、ほったらかしでうまくなりますか?いざ、皆さまがいづれ開業をしようとするとき、自分が「歯大工」だと、診療室の雰囲気を定期的に改装したり、催しものを毎月おこなったりと患者獲得のために躍起にならざるを得なくなります。
ところが「歯医者」だと、開業する地域の周辺が「歯大工」ならば、たとえ歯科医院の激戦区でも「歯医者」は一握りであり、「歯医者」としての治療をすることが、それだけで差別化となります。「歯医者」の治療は患者さまが受けたらその差が他の「歯大工」と違うことが、かならずわかります。
未来へ向けて
your future
あなたは「歯医者」になりたいですか?
それとも「歯大工」になりたいですか?
今、歯科医療に求められるのは、確かな技術と、その技術をいかに患者様に還元してゆくかだと当院では考えます。
現在の補綴臨床の大きな問題は、多くの若き歯科医師が「歯科技工」をまったく知らないという点です。
歯科技工士が補綴物を制作するためには、医師の指示が不可欠ですが、模型のトリミングや、咬合器へのマウント、石膏流しやダウエルピンの植立、ひいては単冠のワックスアップの経験すらない歯科医師が続々と世に出てきていることは嘆かわしくもあり、若い歯科医師にとっては気の毒な、大きな問題です。事実、そのあたりの教育が歯学部でも激減しているようです。
医師では「医薬分業」が成立しても、歯科では「医技分業」は有り得ません。歯科医師と歯科技工士は役割が違うだけで、同業種だからです。
よく歯科医師は、上手な歯科技工士さんにお願いすれば、素晴らしい補綴物が出来上がってくると錯覚しがちですが、決してそうではありません。同じ歯科技工士が作っても優秀な歯科医師とそうでない歯科医師が指示を出すのでは、結果も変わってくる。それが意外と歯科医師側に認識されていないのが残念です。それらの意識が患者様への治療の姿勢にも表れてしまうことが心配です。
信頼されるスペシャリストを目指し、医療の知識と技術をバランスよく学んで頂きます。
人の目に留まるほど力が抜きん出ている仕事人は、必ず確かな土台があると感じます。自分が成そうとする仕事の世界や既成概念を知り尽くさなければ、何が新しくて、どこに相違があるのかは解りません。だからこそ、懸命に学ばなければ、次のステップへと旅立つことはできません。
技巧、接遇、経営。診療技術以外にも歯科医療においても学ぶべき事は、数多く存在します。
単なる「歯大工」にならないよう、それらをバランスよく学んでいただき、信頼されるスペシャリストを目指していただければと考えています。